脂肪腫はデリケートゾーンにも出来る?

デリケートゾーンの脂肪腫かも?の画像

乳ガンの場合などでもサインとしてよく言われるしこり。女性にとってこの「しこり」って、体に出来ていることに気付いた時には、「何か病気かも?」って怖さを感じてしまいますよね。特に乳房やデリケートゾーンなど女性特有の場所にしこりがあると気付いた時には一気に不安になってしまいますよね。

そんな女性にとって不安になってしまうしこりですが、実はデリケートゾーンにもしこりが出来てしまうことがあるのです。今回はデリケートゾーンに出来やすいしこりの一種、脂肪腫のことについて書いてみますね。

脂肪腫という言葉を聞いて、出来たことがあるという方や聞いたことがあるという方も多いと思うのですが、この脂肪腫というのは体のどこにでもできる可能性があるもので、デリケートゾーンにも出来ることがあるのです。

脂肪腫というのは言ってしまえば、皮膚の中で脂肪が塊になってしまって柔らかいしこりがあるように感じるものなのですが、何か病気かも?と思って不安になってしまう女性が多いのです。

デリケートゾーンになぜ脂肪腫が出来るの?ということや脂肪腫が出来たらどうすればいいの?ということについて書いてみますね

脂肪腫ってどういうものなの?

デリケートゾーンに限らず、体のどこにでも出来る可能性がある脂肪腫ですが、脂肪腫とはそもそもどういうモノなのかというと、脂肪腫という漢字に表されているように、「脂肪で出来た腫瘍」ということなのです。もっと簡単にいえば体内の脂肪が固まってできたカタマリなのです。

脂肪腫には皮膚の下にできるものと、筋膜下や筋肉の間にできる2つのタイプがありますが、一般的によく出来るものでしこりとして感じるものは、皮膚の下にできる潜在性脂肪腫と呼ばれるものです。脂肪腫は比較的男性よりも女性に出来やすくて、なおかつ40代〜50代の方に出来やすいとされているのです。

脂肪腫は脂肪で出来た腫瘍と書きましたが、腫瘍と聞くとあまり聞こえの良いものではありませんよね、ただこれには理由があって脂肪腫にも良性だけではなく悪性のものも存在するのです。

脂肪腫が悪性になると脂肪肉腫という名前に変わり、体の一部分だけに出来るというのではなく、悪性の場合は腫瘍が転移してしまうことがあるため、見つけたらすぐに手術が必要となります。

筋肉の間などに腫瘍があると、手術しても全てを取り除くことができないことも多く、再手術やさらに転移してしまうなど完治するまで時間が必要となってしまいます。悪性の脂肪腫は全体の2%と少ない数字ですが、血液検査などしなくてはどちらなのかわからないので、不安な方はしっかり検査しましょう。

悪性の脂肪腫のことを先に書きましたが、ほとんどの脂肪腫は良性であることが多いのです。小さいうちは気づかず目立たない脂肪腫ですが、そのまま放置しておくと大きく脂肪細胞が増殖して目立ってしまうことがあるのです。

脂肪腫が出来やすい場所としてよくあるのが、首や肩、背中など脂肪の多い場所に出来やすい特徴があります。先ほど男性よりも女性の方が出来やすいと書きましたが、これも男性に比べて体質的に女性の方が脂肪分が多いからなのです。

ちなみに私も首と肩の間ぐらいに脂肪腫が出来たことがあるのですが、初めて発見したのは30歳近くなった時でした。もしかしたら年齢のせいかも知れませんが…(笑

私が初めて脂肪腫が出来た時は、脂肪腫のことを全く知らなかったので「ニキビかな?」という感じだったのですが、忘れた頃にたまたま同じ部分を触ると、まだポコッとした膨らみがあったのです。痛みもなく肌が赤くなっている訳でもなくて、逆に不安になってしまったことを覚えています。

その後、たまたま顔の肌のことで皮膚科に行った時に、首と肩の間のできもののことが気になっていたことを思い出して聞いて見たのですが、そこで初めて脂肪腫だということを教えてもらいました。

私の場合は首と肩の間に脂肪腫が出来て、痛みも腫れもなかったのですが不安なのは不安でした。これと同じ様なことがデリケートゾーンにも起こったらと考えると、一段と不安になってしまうのは間違いないのですが、でもなぜデリケートゾーンにも脂肪腫は出来てしまうのでしょうか?その理由というのが…

なぜデリケートゾーンにも脂肪腫ができるの?

デリケートゾーンに違和感を感じて、ふと触ってよく見てみると一部の皮膚がしこりのようにポコッとしている。デリケートゾーンに脂肪腫が出来た場合、こういった症状がよくみられるのですが、これはデリケートゾーンに出来る外陰脂肪腫と呼ばれる、良性の腫瘍の可能性が高いのです。

デリケートゾーンに出来た脂肪腫を触ってみるとまるでゴムのように柔らかく、少し弾力を感じる特徴を持っています。脂肪腫が小さい内は、膨らんで肌が突っ張るような感じもなく、また痛みも痒みも感じないために気づかずに過ごしている人も多いのですが、大きくなるにつれて痛みや違和感を感じたりする人もいます。

でも、なぜデリケートゾーンに脂肪腫ができるのでしょうか?

脂肪腫は脂肪の多いところに出来やすいという特徴があるのですが、デリケートゾーンはもともと外部刺激から守るために、皮下脂肪が多い部分だからなのです。

また脂肪腫は脂肪が多い部分に出来やすいということに加えて、汗腺や皮脂腺が集まっている部分に出来やすいという特徴もあるのです。デリケートゾーンには汗腺や分泌腺などが多い部分でもあるので、女性の体の中でも比較的脂肪腫が出来やすい部分なのです。

デリケートゾーンにも出来る脂肪腫のほとんどが良性で、しかも痛みやかゆみもなく気づかない人も多いのですが、ふと自分のデリケートゾーンに脂肪腫があると気づいた場合は放置しておいても大丈夫なのでしょうか?

かゆみも痛みもなくポコっとしこりの様なものがあるだけだけど…と言ってもやっぱり気になりますよね?デリケートゾーンに脂肪腫があることに気づいた場合どうすればいいのかというと…

デリケートゾーンの脂肪腫は治療しなくても治るの?

小さい直径1cm未満の脂肪腫の場合は、指で触ってみても痛くもかゆくもないことが多いです。脂肪腫は柔らかいものが多いので肌が突っ張ったりする様な感じもなく、気が付かず過ごしている方が多いのです。しかし脂肪腫の直径が1cm以上の大きさになってくると、少しずつ違和感や痛みやかゆみを感じる人が多くなります。

脂肪腫が1cm以上の大きさになった時に気づくパターンとしては、おしっこをする時の違和感であったり、アンダーヘアの処理をしている時に触れて気がつくというケースが多いのです。

脂肪腫の場合、違和感や痛みやかゆみを感じるほどでもない小さいものの場合は、自然治療で放置することが多いです。デリケートゾーンにできる脂肪腫はほとんどが良性のことが多いので、痛みやかゆみもなく小さいものであれば、そのままの状態でもとくに問題はありません。

ただし脂肪腫に痛みがあったり、大きくて異物感を感じたり、デリケートゾーンに出来た場所が悪く排尿時などに違和感を感じるのであれば、医師の診察を受けて脂肪腫を取り除いてもらう必要があります。

デリケートゾーンの脂肪腫はどの病院で受診するの?

デリケートゾーンにできた脂肪腫なので、部位のことを考えると女性としては産婦人科で診てもらうのが一番望ましいですが、脂肪腫自体は皮膚科や整形外科でも診察してもらうことは可能です。

ただ診察してもらう部分はやはりデリケートゾーンなので、医師は同じ女性の方が相談しやすいですよね。婦人科やレディースクリニックなどで事前に脂肪腫が気になっているということを伝えれば対応してくれる医院は多いです。

手術の方法

脂肪腫の手術といっても、大掛かりなものではなくて脂肪腫を切開して脂肪の塊を出すというだけのものです。

手術中は局部麻酔を使うため、痛みはほとんどありません。また大きくなった脂肪腫を切り取るだけなので、時間もそれほどかからず多くの医療機関では日帰り手術で対応しています。

ただ部分的に切開が必要となる場合は、麻酔が切れた後に多少の傷みがあることもあります。痛み止めなど処方されるか、わからないことは担当医に相談しましょう。もちろん手術は保険適用で受けることが出来ます。

手術後の注意

脂肪腫はなぜ出来るのか?ということがちゃんと分かっていないため、自然に治ったとしても再発する可能性はあるのです。それは摘出手術をしても同じで、もしかするとまた再発してしまう可能性があります。

脂肪腫の手術は簡単で治るのも早いのですが、デリケートゾーンの場合は蒸れやすくて雑菌の繁殖しやすい場所でもあるので、自分で勝手に治ったからといって通院を辞めるのではなく、デリケートゾーンということを考えて医師の経過観察をちゃんと受ける様にしましょう。

脂肪腫と粉瘤ってどう違うの?

脂肪腫と同じ様にしこりの様なものが出来て、間違われ安いのが「粉瘤(ふんりゅう)」です。

粉瘤は皮膚にできる袋のような腫瘍です。本来であれば皮膚は細胞分裂を繰り返し、古い角質層が剥がれ落ちて新しい皮膚が再生されるというのを繰り返します。

しかし細胞分裂を繰り返している内に、剥がれ落ちるはずだった古い角質が皮膚にできた袋状のもの溜まり腫瘍となります。これが粉瘤なのです。粉瘤に関しては↓こちらの記事に詳しく書いていますのでご参考ください。

デリケートゾーンの粉瘤って何?の画像

デリケートゾーンにもできる粉瘤って何?

2016年11月4日

脂肪腫と粉瘤との違いを簡単に説明すると…

脂肪種:脂肪が塊となったできもの。

粉瘤:古い角質(垢)が塊となったできもの。

ということなのです。どちらも皮膚の上から触ってみると、しこりのような異物感があるのですが、脂肪腫の場合は脂肪が塊になっているためゴムのように柔らかく弾力があります。一方、粉瘤の場合はコリコリと触感が脂肪腫よりも硬いのです。

脂肪腫にしても粉瘤にしても同じ様に触って見るとしこりの様な感じがあるのですが、初めて出来た場合は、どんな触感のしこりが脂肪腫なのか粉瘤なのかってわからないですよね?なのでしこりの様なものに違和感を感じる場合は早めに診察をしてもらうことを心がけましょう。

脂肪腫は簡単に取り除いてもらえる。

最初にも書きましたが、ふと体を触ってしこりの様なものがあると、女性の場合は特に不安に感じてしまいますよね。

脂肪腫は体のどの部分にでも出来る可能性があり、まだ脂肪腫自体が小さい内は見逃してしまいがちですが、脂肪腫が大きくなってきて排尿時に違和感を感じたり、痛みやかゆみを感じる場合は早めに病院へ行くことが大事です。

いくらデリケートゾーンの脂肪腫は良性のことが多いとはいえ、もしかしたら悪性の可能性というのも考えられないこともないのです。

それに脂肪腫をずっと気にしてそのままにしておくよりも、簡単な手術を受ければ取り除いてもらうことが出来るので、不安を持ったままで生活をするのはストレスが溜まってしまいますよね。定期的にデリケートゾーンの肌を触ってみてしこりなどの異常がないか確認するのも、脂肪腫を早めに見つけるポイントです。

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